スマートフォンにも!リバブレーションチャンバーってすごい!

そもそもリバブレーションチャンバーってなに?

リバブレーションチャンバーとは、電磁波の耐性実験に使うシミュレーターです。スマートフォンや自動車、航空などの分野で使用されています。

なぜリバブレーションチャンバーが必要なの?

外の世界には家電製品からWi-Fiに至るまで、目には見えない沢山の電磁波が溢れています。しかし、受話器からテレビ放送が流れたり、お客さんのパソコンのせいで飛行機が墜落したりなんてことはありませんよね。これは、他の電磁波にきちんと耐えられるかどうかテストされているからなんです。従来のものは一方向からしか電磁波が出ず、何度も方向を変えなければいけませんでしたが、リバブレーションチャンバーでは多方向から電磁波を対象にあてることができるため、より実生活に近い環境の再現とコスト削減が可能になりました。

進むリバブレーションチャンバーの性能

従来のリバブレーションチャンバーは、金属に覆われていて小部屋くらいの大きさがあり、中には体育館サイズのものもありました。海外製で非常に高額なため、中小企業くらいの会社でないと買うことができなかったのです。しかし最近は小型化が進み、オフィスでも簡単に使えるようになりました。自動車などの大きいスケールの実験だけではなく、スマートフォンの性能向上のためにリバブレーションチャンバーが必要になったからです。

スマートフォンとリバブレーションチャンバー

スマートフォンに対しては、主に受信感度の測定に使われています。感度を上げる方法が分かれば、アンテナの性能を上げることにつながります。また、様々なノイズをあてどれが一番受信しやすいか分かれば、ノイズ対策の優先度をはかることができるのです。私たちが快適に電話出来るのは、このような設備があるからこそなんですね。

リバブレーションチャンバーはさまざまなシチュエーションの電気環境を再現することで実用的な試験をすることができます。